lanケーブルを購入するときは、その価格がいくらかということも気になるところです。
もちろん長さによっても変わってきますが、同じ長さのものでも数百円程度のものから数千円程度のものまでさまざまです。また、その違いは品質による違いという場合もあるため、より高いほうが信頼性も高くなるということも言えるでしょう。しかし最も分かりやすいのは、対応する通信速度をクラス別に分けたカテゴリによる違いです。lanケーブルのカテゴリは、6や7といった数字で表されており、この数字が大きいほど速い通信速度に対応していることを意味していますし、価格も数字の大きさに従って高くなるという特徴があります。例えばカテゴリ5eのものは千円以下で購入できる場合がありますが、カテゴリ7のものになると数千円する場合があるといった違いがあると言えるでしょう。
そしてそれぞれのカテゴリが対応している通信速度は、5eと6は1Gbpsであり、6eと7は10Gbpsとなっています。以上のことから、lanケーブルを選ぶ際は自分が使っているネット回線の速度に合っているかどうかはもちろんですが、lanケーブルの価格面から考えるとオーバースペックにならないようにすることも重要だと言えます。ですので、現在主流となっている最大1Gbpsの光回線を使用している場合は、同じ1Gbpsに対応しているカテゴリ5eか6を選んでおけば十分だと言えます。そしてその上のクラスである6eと7を選ぶより価格面でも安く済むということが言えるでしょう。