生活上だけでなく食品加工現場でも使われる結束バンド

結束バンドと言えば、便利グッズとしてDIY生活をいそしんでいる人たちには何かと重宝されていると思います。

生活上で不便さを解消する時など、ちょっとしたことに使うことが出来るのが結束バンドです。さてこれは、実に様々な所で使われています。樹脂製で柔らかく取扱いも簡単なので、家庭内で使うことは一般的になっていますが、屋外に這わせるケーブルを固定するのにも使われます。やわな感じはありますが、かなり強固に縛ることが出来るためです。

樹脂製の物と言えば、洗濯ばさみのように年月が経つと色が褪せて、ついには壊れてしまうといったことにもなります。紫外線などの影響で劣化が進むためです。屋外で使用するとどうしても日差しに晒されるため紫外線を浴びることが多くなります。ですが、固定していたケーブルなどが容易に外れてしまうと生活上問題をきたすこともあります。ですので、結束バンドには紫外線に強い素材で作られているものも用意されています。さらにそれだけではなく金属を混ぜたものもあるのです。

これは紫外線対策ではなく、食品などを作っている工場などで使われるタイプです。なぜ食品工場で金属を混ぜたものを使うのかというと、異物混入を発見しやすくするためです。加工食品などに異物が混入すると分った時点で市場に出荷されたものは回収しますが、その費用も大変ですし、消費者に健康被害などが出ると信用にも響いて売上が大幅に落ち込んでしまうこともあるでしょう。

ですので、出荷前に金属探知に通して異物が入っていないかをチェックしていたりするのです。丈夫に出来ている結束バンドであっても繰り返し熱や薬剤などに晒されると劣化し破断することもあります。ですので万が一を考えて検知しやすい素材で作ったタイプを使用しているのです。

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