lanケーブルは普通タイプの場合は円筒状でそれなりの太さがあります。

このタイプは隙間に設置することには不向きな一面があり、床面に置いたりドアを通過させるような使い方では対応させることに手間が掛かります。自宅であればドアの上の角部分をカットして室外に出すこともできますが、金属製のドアや自宅以外の場所ではこのような加工法は無理な場合が殆どです。対応できるlanケーブルは販売されていて、隙間に向いているタイプは2種類あります。最も適切なタイプはフラットと呼ばれているものです。

数ミリの厚さに限定されていて、殆どの隙間に入り込ませることができるので、カーペットの下やドア周りでも問題なく使うことができます。極細タイプとして販売されているlanケーブルも使えます。このタイプは通常タイプよりも4分の1程度の太さのものが該当していて、形状は円筒型です。極細タイプで対応可能な場所であれば、フラットタイプよりも取り回しが良いとされているので、推奨できる種類としてあげられます。

lanケーブルは断線してしまうことを防ぐように設置することが何より求められているので、設置場所を入念にチェックした上で購入する種類を選ぶことにより、最適化した配線を済ませることができるようになります。各タイプにもカテゴリというものが用意されているので、通信速度を気にする場合は、数字の大きなカテゴリ6以上のタイプを選んでおくと、今後も長く利用することに向いています。